サステナビリティ

2017年度 第14回 公開講座応援団 採択結果

2017年度は下記8団体に決定しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

団体名 対象 応募講座名および目的
愛知県がんセンター研究所 高校生

がん遺伝子のはたらきをみてみよう

近隣地域在住の高校生に「がん研究」に関する実験を行ってもらい、生命科学の面白さ、がん研究の重要性を理解してもらうことが目的としています。また、研究機器に触れ、研究者と直接対話する機会を提供することで、学生たちが研究者という職業を進路の一つとして考える景気となることを期待しています。本年度は、がん遺伝子によるがん化機構、及びがん遺伝子産物の働きを阻害する治療薬の効果をウェスタンブロットにより解析、学習してもらいます。高校生14名の参加を予定しており、高校生2名につき研究員1名が直接指導を行う予定です。

公開講座レポート

宇都宮大学
バイオサイエンス教育研究センター
高校生・高校教員

バイオテクノロジー体験講座

高校生および高校教員に、最先端のバイオテクノロジーに触れてもらうことで、高校生自ら、もしくは高校教員を通して、ライフサイエンス分野への興味・関心を醸成することを目的としています。DNA鑑定や遺伝子組換えに関する実験を行い、DNAを「見る・知る・触る」ことによって、バイオテクノロジーの基礎から実践までを体験してもらいます。

公開講座レポート

帯広畜産大学 小学生

ヒト細胞の DNA をとりだす - DNA の科学的性質を知る -

このプログラムは小学生と親を対象に、自分の口の中細胞から生命の「設計図」である DNA を取り出す科学実験を学び、それを溶かしたり、再び沈殿させてたりできる体験をしてもらいます。細胞の核にある染色体は DNA と塩基性タンパク質からできていて、遺伝子が生物固有の特徴や個体差を表すこと解説します。生命の不思議さを体験し、理科の大好きな子供に育成することを目的としたプログラムです。

公開講座レポート

熊本大学
生命資源研究・支援センター
バイオ情報分野
一般
(中学生以上)

遺伝子と仲良くなろう

科学技術の啓発に努めるために、中学生以上の一般市民を対象とした体験講座『遺伝子と仲良くなろう』を開講します。遺伝子組換え生物や実験動物を、適切な施設および管理体制の下で扱っていることを知ってもらい、地域社会の理解を得ること、また遺伝子組換え技術に関する正しい知識の一般社会への普及に貢献することを目的としています。中学生や高校生の理科離れを防ぎ、将来研究者を目指す人材の育成に寄与することも目的の一つです。

公開講座レポート

東京工業大学 生命理工学院 高校生

バイオの世界を探検してみよう

これからの日本の科学技術の担い手となる高校生を対象として、実験を通して科学技術の柱の一つである生命理工学の最前線を体験してもらい、この分野の面白さや不思議さを発見してもらうことを目的としています。

公開講座レポート

福岡教育大学 理科教育講座 未就学児・小中学生

植物バイオから広がる科学の不思議な世界

近年、子供達へ理科の興味・関心を高めるため、学校外での科学実験講座や科学体験活動の提供について様々な取り組みがされていますが、未だ十分であるとは言えません。そこで本事業では、1)本学や地元において、大人を含む未就学児を対象とした大規模型公開講座、2)本学から遠方にある地域への出張型の小・中規模の公開講座の 2 種類の講座をを開設することにしました。これにより、多くの方に科学実験に触れる機会を提供したいと考えています。

公開講座レポート

福島大学 小中学生

福島大学わくわくJr. カレッジ サイエンス屋台村

サイエンス屋台村は「群山公会堂」を会場とし、共生システム理工学類の教職員・学生を中心に、複数の「科学実験屋台」を企画し、体験型科学実験等を地域の子どもたちに提供します。その一屋台として化学やバイオに関する実験を多数実施する予定です。

公開講座レポート

和歌山工業高等専門学校 小中学生

Biodiversity and Chamistry in KOSEN
- 生物の不思議を分子レベルで見よう!Part1, Part2 and Part3 -

化学・生物の重要かつおもしろい科学実験を直接体験してもらうことで、理科離れが進む子供たちに科学への興味を持ってもらい、特に近年めまぐるしく発展しているバイオテクノロジーを身近に感じてもらうことを目的としています。今回は、生き物が持っている生体高分子であるDNAやタンパク質の実態およびその働きを大きなテーマとし、対象受講者の年齢に合わせた実験内容を用意し、一連の地球の生物や自然をより身近に感じてもらうきっかけにしたいと思います。

公開講座レポート