ダイバーシティの尊重と働きやすい環境づくり

当社グループでは、2023年度からの３ヶ年計画において、人的資本の拡充を重要課題（マテリアリティ）の１つとし、その重点施策として、事業成長に必要な人材育成を掲げ、さらに従業員がその能力を十分に発揮し働ける環境整備や多様な働き方への対応を積極的に行っております。
また、持続的成長を果たすために、従業員の人権を尊重し、国籍・性別・年齢・信仰等に拘らず、多様な創造性に富む人材を採用・育成・登用することが重要であるとの認識に立ち、ワークライフバランスの実現を可能にするための体制を整備してまいりました。

柔軟な働き方を可能とするための制度

従業員の状況に応じた柔軟な働き方を可能とするための取り組みとして、テレワーク制度・コアタイムのないフレックスタイム制度・介護休暇制度などを設けています。
テレワーク制度につきましては、業務効率と生産性の向上のため、地震・洪水等の災害時や感染症等の拡大防止などオフィスへの通勤が出来ないときなどの事業継続の目的にも対応させています。
また、育児期間中の時短勤務制度など様々なサポートを行っており、男性の育児休暇につきましては、研修ビデオを常設するなど工夫しています。今後も取得しやすい環境を整えてまいります。
更に新しい試みとして、月に１度、業務・職場など働く環境に関するアンケートの実施と個別相談体制を導入しました。課題を可視化し、今後も一人一人が安心して働ける職場作りに取り組めるようにサポートしていきます。

充実した教育制度

従業員一人ひとりが最大能力を発揮し、事業成長に必要な人材育成につながるよう、従来のOJT・セミナー受講による社員教育のほか、e-ラーニングによる研修も取り入れました。
e-ラニング研修では、講座選定や受講後の振返り等において、上司と部下が仕事とは違った視点でコミュニケーションができる機会を増やしています。また、階層別研修や選択型研修も実施しており、更に、業務のローテーションをするなど、更なる成長機会の提供と環境づくりに取り組んでまいります。

従業員の安全と健康を確保、快適な職場環境

当社従業員の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成を促進することを目的として、安全衛生管理規程を定め、その規定にしたがって衛生委員会を毎月開催しています。従業員の健康管理にあたっては、健康診断の実施や、ストレスチェック制度の導入、産業医との面談ができるしくみを取り入れています。