サステナビリティ

産学官連携・共同研究

マーケットニーズにあった、より良い技術・商品・サービスをお届けするため他研究機関と協働します。

  • SDG9
  • SDG17

鶏卵バイオリアクター事業

2019年7月より、鶏卵バイオリアクターを利用したタンパク質受託製造事業を開始。
さらに、技術優位性を活かし、量産化がメリットとなるタンパク質製造を計画中です。

産総研✕農研機構✕コスモ・バイオ

2015年
・産総研・農研機構との共同研究開始
2016年
・NEDOプロジェクト
2017年
・鶏舎建築
・ヒト インターフェロンβ製造における特許実施許諾
2018年
・JSTプロジェクト
2019年
・鶏舎増築
・ヒト インターフェロンβ製造に限定しない特許実施許諾
・新たなゲノム編集方法の採用(国内企業特許技術)
・受託製造事業開始

鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造は、産業技術総合研究所(以下、産総研)の大石勲氏らが技術を開発し特許化しました。
実用化のため、2015年から産総研、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と当社とで共同研究を開始。NEDOやJSTの助成を受けながら事業化に取り組んできました。
その成果として、自社でのタンパク質製造・事業化を、また2019年7月からは、ユーザーが必要とするタンパク質を大量製造・精製して納品する受託製造事業を開始。製造過程で複雑な権利問題を回避できる国内特許技術を利用しており、純国産技術での「ものづくり」を進めていきます。

ニワトリ工場のイメージ

欲しいタンパク質を含んだ、たまごを産むニワトリを鶏舎で飼育

鶏舎では毎日、たくさんのニワトリがたくさんのたまごを産み落とす

ほしいタンパク質を取り出し、医薬など多様な目的に活用

自社ブランド製品への取り組み ~大学・研究機関との連携を通して~

ライフサイエンス分野の基礎研究における幅広いニーズに応えるため、大学や研究機関との連携や共同研究成果を通して課題解決に取り組み、製品化に取り組んでおります。

良いものを仕入れて販売する商社機能だけでは研究者のニーズのすべてを満たすことはできません。私たちは、研究者の声から、これまでは無かったものを商品化、つまり研究者が求めるものを自社商品として実現化しています。その手段として、当社の開発・製造機能を担う札幌事業所を中心に、外部の多様な研究機関との連携も図りながら自社ブランド商品の開発に取り組んでいます。さらに、これまで培ってきた技術やノウハウを活かし、新たなライフサイエンスの世界を切り拓いていきます。

大学や研究機関での研究成果により得られた抗体、精製酵素および組換えタンパク質などをはじめとして、様々な種類の製品化サポートも積極的に進めております。