サステナビリティ
2018年度 第15回 公開講座応援団 採択結果
2018年度は下記10団体に決定しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
団体名 | 対象 | 応募講座名および目的 |
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愛知県がんセンター研究所 | 高校生 |
TCGAの違いが体質の違い? ~がんになりやすい体質って何?~ 近隣地域在住の高校生に「がん研究」に関する実験を自ら行ってもらい、生命科学の面白さ、医学研究・がん研究の重要性を理解してもらうことが目的です。また研究所内部を見学したり研究者と直接対話する機会を提供することで、彼らが研究者という職業を身近に感じ、進路のひとつとして考える契機になることも期待しています。DNAの抽出および遺伝子多型の測定を通じて、個別化予防や個別化医療について学習してもらう予定です。 |
宇都宮大学 | 高校生・高校教員 |
バイオテクノロジー体験講座 高校生および高校教員に、最先端のバイオテクノロジーに触れてもらうことで、高校生自ら、もしくは高校教員を通して、ライフサイエンス分野への興味・関心を醸成することを目的としています。DNA鑑定や遺伝子組換えに関する実験を行い、DNAを「見る・知る・触る」ことによって、バイオテクノロジーの基礎から実践までを体験してもらいます。 |
岡山大学 農学部 | 中高生 |
血液型や腫瘍マーカーに関係する「糖鎖」の化学: 第3の生命鎖として注目されている「糖鎖」に着目し、それらの働きや性質を糖鎖に結合するタンパク質(レクチン)を利用して理解してもらいます。レクチンを食用種子から自分たちで取り出してもらうことで、生理活性タンパク質の取り扱い方法を学ぶと共にそれらを利用して血液型や腫瘍マーカーに関係する糖鎖の働きを考察します。身近な食材に含まれるレクチンをツールとして、糖鎖化学とタンパク質化学の面白さを実体験してもらいます。 |
帯広畜産大学 | 高校生 |
DNAの科学 - いろいろな材料からDNAを取り出す比較実験 - 高校生を対象に、動物及び植物材料からDNAを簡便に抽出して、その特徴を比較する実験を行うことにより、生命の基本情報を保持している物質として共通するDNAについて理解してもらうことを目的としています。遺伝情報であるDNAが化学物質であり、糖、リン酸、塩基から成ること、水溶液中ではマイナスに荷電していること、制限酵素によって分解されることなどを体験から学んでもらう企画でDNA実験が意外に簡単であることを体験してもらい、科学好きな高校生を増やすためのプログラムです。 |
熊本大学 | 一般 (中学生以上) |
遺伝子と仲良くなろう 科学技術の啓発に努めるために、中学生以上の一般市民を対象とした体験講座「遺伝子と仲良くなろう」を開講します。遺伝子組み換え生物や実験動物を適切な施設及び管理体制の下で扱っていることを知ってもらい、遺伝子組み換え技術に関する正しい知識の一般社会への普及に貢献し、中学生や高校生の理科離れを防ぎ、将来研究者を目指す人材の育成に寄与します。 |
東京工業大学 生命理工学院 | 高校生 |
バイオの世界を探検してみよう これからの日本の科学技術の担い手となる高校生を対象として、実験を通して科学技術の柱の一つである生命理工学の最前線を体験してもらい、この分野の面白さや不思議さを発見してもらうことを目的として開催します。 |
博士教員教育研究会 (秋田県立大曲農業高等学校) |
高校生 |
未来の博士養成講座 ~実験編~ 最先端の生命科学の技術に触れる機会を作り、生命科学に対して十分な興味を喚起し、高度な知識と思考力を養い、世界的に活躍することができる優秀な人材(未来の博士)を育成することを目的としています。 |
福岡教育大学理科教育講座 | 一般 (未就学児以上) |
植物バイオから広がる科学の不思議な世界 科学立国である我が国の未来を担う子供たちを育成することは、我が国の重要な課題の一つです。現代のネット社会では科学に関する多くの情報が画像や動画として得られる時代になりましたが、実際の体験が深い学びのために重要であることは明らかです。そこで本事業では大学や地元において、多くの方に科学実験に触れる機会を提供したいと考えています。 |
福島大学 | 小学生 |
福島大学わくわくJr. カレッジ サイエンス屋台村 地域の次世代を担う子どもたちの科学に対する啓発活動を推進することを目的に、各地域に所在する科学館等と連携しながら、各施設のテーマに基づく連携講座やサイエンスワークショップ等を開催しています。 |
和歌山工業高等専門学校 | 小中学生 |
Biodiversity and Chamistry in KOSEN 生き物が持つDNAやタンパク質の実態およびその働きを理解し、地球の生物や自然を身近に感じてもらうとともに、それらを理解するために使われる分析技術を学ぶことで科学技術に興味を持ってもらうことを大きなテーマに掲げ、対象学年に合わせた様々な実験を行います。 |