採用情報

INTERVIEW

学生時代に学んだ知識と
豊富な取り扱い品目で
研究者のニーズに応える
学生時代に学んだ知識と豊富な取り扱い品目で
研究者のニーズに応える

新卒採用

事業開発部

T・I

人間環境科学研究科環境生物学専攻

2004年入社

質問.1学生時代に研究していたこと・取り組んでいたこと

植物の葉緑体の中で働く新規転写因子の探索を行っていました。学部時代は学業以外にも高校の友人達とサッカーチームを立ち上げ、都道府県のリーグに参加したり、アルバイトをするなど、普通の大学生活でしたが、大学4年生・大学院では休みもなく毎日研究していました。研究を行う上で仮説を実証するための実験方法を考えることが非常に好きで、当時から実験にかかる時間とコスト(試薬代)を意識しながら試験を行っていました。

質問.2入社の経緯・理由

研究室に所属しているときから、試薬メーカーのカタログやチラシを見ることが好きでした。当時のコスモ・バイオのカタログはおそらく業界で一番分厚いカタログで、取り扱い品目数の多さに魅力を感じ、志望しました。当時は就職サイトの活用や会社説明会などを実施しておらず、面接の中で会社の内容や働き方などを多く質問させていただき、自身が学んできたライフサイエンスの知識を活かすことができると思い、入社を決めました。

質問.3入社してどういう印象を持ったか

入社後は営業部に配属されました。私は学生時代に試薬の使用方法に関して、メーカーに問い合わせをしたことがなかったのですが、営業部門では第一線の研究者の皆様からの高度なお問い合わせを毎日いただいており、試薬メーカーはこんなにも頼りにされているんだなー。と驚いたことを記憶しております。また、試薬1つを輸入・販売するために確認すべき内容がたくさんあり、販売代理店様に品番だけを伝えて、翌日研究室に届けてもらう仕組みの裏側では多くの人の手がかかっているということを知りました。

質問.4その職種はどんな仕事で何のためにその仕事があるのか

私の所属する事業開発部では、新製品の導入と新規事業の企画、実行を担当しています。新製品の導入では、国内・海外から新規取引メーカーの探索やアカデミア等の保有する特許技術、ノウハウ技術、成果有体物の探索および契約業務を担当しています。基礎研究の分野では日々新たな発見が報告されています。基礎研究のトレンドの変化を追いかけるように研究用試薬のトレンドも変化します。常に最新の研究用試薬を取り揃えることで、研究者のニーズに応えられるように心がけています。
新規事業の企画では、事業モデルの立案、技術開発のためにアカデミアとの共同研究の実施、他社との協業の検討を行っています。当社のさらなる成長のため、5年後、10年後の事業の柱となる事業を模索しています。

質問.5仕事上起こったエピソード

新製品の導入や新製品の開発では、市場性があると判断して製品の開発・販売を行っていますが、販売するまでは市場に受け入れられるか毎回心配しています。そのような中でも論文報告に使用していただけるような製品の開発に携われることに日々達成感を感じております。その反面、予想に反して殆ど売れない製品もあります。研究者目線で製品開発を行っても、全く受け入れられないこともあり、製品開発の難しさも感じております。

質問.6コスモ・バイオでのやりがい

基礎研究を支えているというと過言かもしれませんが、研究者の皆様に必要とされる新たな製品の探索やニーズに基づいた製品開発など、研究者目線で製品の開発を行い、その製品が研究の発展のお手伝いができていることが仕事のやりがいです。また、研究者の皆様から新製品の開発に関するアイデアをいただき、一緒に製品を開発するということも非常にやりがいを感じます。

学生へのメッセージ

たくさんの企業がある中で、企業選びというのは大変だと思います。一つの業界に限らずより多くの業界に目を向けて就職活動されることで、本当にやりたいことに出会える確率は高くなると思います。時間の許す限り、会社説明会や会社訪問などを行い、この会社で働きたい!と思えるような会社に皆さんが出会えることを願っています。